得点の決定

基本点の決め方を説明したところで、いよいよプレイヤーが支払う(または受け取る)得点について説明していきます。プレイヤーの得点は基本点を元に、“親か子か”によって決定されます。

[起家の役割]で説明したと思いますが、親は子よりも高い点数を受け取ることができます。親が和了った時は基本点の6倍が、個が和了った時は基本点の４倍が、それぞれ得点として支払われます。

ではここで、誰からどのくらい得点を奪えるのか、という問題も考えなければなりません。麻雀は点数を与えられるゲームではなく、奪い合うゲームなのです。その問題を考える上で注目していくのが、「ロン」や「ツモ」などの“アガリ方”となります。

ロンで和了った場合は簡単で、そのアガリ牌を捨てた人が全払いとなります。ツモ和了の場合は２パターンあって、親が和了った時は子から均等に、子が和了った時は親と他の二人の子から、2:1:1の割合で支払われます。