満貫の計算
基本点の合計が2000点を超えてしまった場合、麻雀では基本点を特殊なルールで決定します。それが満貫の計算であり、満貫のランクによって一定の基本点が与えられます。
では、満貫とは何なのかというと、一般的には5飜以上の飜数のことを指します。満貫の中でもランク分けがされていて、最下位が5飜の「満貫」、それから順に6~7飜の「跳満(1.5倍満貫)」、8~10飜の「倍満(2倍満貫)」、11~12飜の「三倍満(3倍満貫)」、最高位の役満貫と続きます。[麻雀の役]の頁で満貫に飜数が無いと説明したのは、このルールがあるためです。
満貫の基本点は“一定”ですから、基本点の計算式とセットで覚えておいてください。
計算式と満貫
満貫の計算について読んでいて、なぜ満貫だけ計算方法が異なるのかと気になった人もいると思いますが、これは基本点の計算式と深く関わっています。計算式は[符×2の(飜数+2)乗]と表されますが、この計算式では飜数が5飜(満貫)をを超えてくると、基本点は飛躍的に増加してしまいます。満貫の計算はこうした、点数の幅が広がりすぎないようにするという、フェアゲームのためのルールなのです。